2019-01-01から1年間の記事一覧
感想文と言うか、替え歌になった。
路を作るゲームだった。無機質な荒野に足跡を残し点を線で結び面を作ることは原始的な本能だった。電子の路面をモーターサイクルで疾走して極小の視界に飛び込む風を切る咆哮で脳を焼き歪んだキックに心拍が脈動すると空は青くても赤くても何の違いもないこ…
※某ピエロの映画のネタバレを存分に含む。████は検索避け 実に面白かった。実に興味深かった。美しかった。 仕事を除けば家から出るのは半年ぶりだか一年ぶりだかになるが、その甲斐は十分にあった。久しぶりのシャバの空気はうめぇ。 冒頭の感想一文は彼の…
他人の夢の話を聞かされるほどくだらないことはないが、私は私なので、何らか意味のあるものが出てくるかもしれない、という期待を込めて書いてみる。起きてからも記憶に残るような夢を見ることは滅多にないし、何より、なぜこんな夢を見たのかが全く分から…
私は両の足で立っている、と思われる。思われるというのは、ここはまったくの暗闇であり、私は自身の姿すらも見えない。あくまで、背筋と足腰が一本線に伸び、足裏になんらか地面のような感触を抱いている、というひどく曖昧な根拠から「立っている」と想像…
誰かが言っていた。 A:後悔しない選択はない ここに星と月があり、例えば星を選んだとする。その結果がどれほど幸福であろうと、月を選べばより良い結果が待っていたのではないのかと、人はそんな思いが心をかすめずにはいられない。 Aを言い換える。 A':…
例えば、モンティ・ホール問題の理解を助ける方法の一つとして、扉の数を3から100に増やす例がある。スケールを拡大縮小することで物事が単純化され、本質を浮かび上がらせる。しかし、これを現実で行うのは非常に難しく、おまけに現れた本質に解答があると…
「歌舞伎町の女王」のような雰囲気のタイトルにしたかったのだが、全く思いつかず、投げた。 the end of evangelion komm susser tod lyrics まずは90年代屈指のトラウマソングを再生頂き、それをBGMにしながら続きを読んで頂ければ幸いだ。 私のツイッター…
今回のテーマは「働き方改革」である。タイムリーでもなければセピア色と言う程にも古くはない。世間から半世紀ほど遅れた話題を取り扱いたがるのは中年の特徴と言えよう。 初めて耳にした時の感想を一言でいうと「しゃらくせぇ」であった。二言目を付け加え…
言いようのない違和感。 冨樫義博の「レベルE」は傑作漫画であり、よもやこれを読んでいない乳飲み子は存在していないと思っていたのだが、一方で、本作が一億部売れたという話も耳にしていないことに気づく。 なるほど。 分かった、全てが分かった。 全部理…
6月13日(木) そうだ、明日はカラオケに行こう。 突然にひらめいたそのアイデアは素晴らしいことのように思われた。まず、いつも通りの時間に起きて、シャワーを浴びて、コンタクトレンズを入れて、歯を磨いて、ワックスをつけて、スーツを着て、革靴を…
※大いにネタバレを含む。 要するに本エントリーは、制作者個人に宛てた感想文である。届くかどうか、それは知ったことではない。 自慢ではないが本ブログはとにかくアクセスが少ない。だから私はここで植物のように平穏な生活を送ることができる。こういう静…
知ってっか? 昔、アーバンチャンピオンってゲームがあったんだよ。任天堂のファミリーコンピューターってゲーム機のさ、いわゆるファミコンだよ、ファミコン。え、お前ファミコンを知らないのかよ。そうか、そうだよな。なるほどなぁ、まぁ、それはいいんだ…
今日もちっとも、本は、読めていません。ビデオゲエムも、遊べていません。ですが、ウェブの文章は、たくさん読みました。ウェブとはすなわち、蜘蛛の巣のことですが、ウェイブとも似ていますので、私は、波と読んだりもします。 インタアネットの波も、現実…
午前二時。 ルームトーンが鳴っている。 休息する電子機器、寄り添う空調、窓に触れる夜の気配。 本当に鳴っているのか、ただの耳鳴りなのか、わからない。 でも、煩わしくて仕方がない。 ――を止めたいか。 ベッドに入って、既に一時間以上が経過している。 …
何も食べていない。一口も。強いて言うならばサプリメント数錠と頭痛薬を口にした。 長期休暇に入ると自堕落な生活をしようと努めている。いや、嘘だ。全く努めてはいない。ごく自然と、無職やニートや引き籠りといったものに極めて近い状態に落ち着いてしま…
家の近所には小川が流れていて、数キロメートルに渡ってソメイヨシノが植えられている。この時期になると、美的センスが割合欠損している私からしても、ふと目を奪われるような桜並木を見ることができる。ちょっとしたお花見スポットとしても知られているよ…
なるべく手が汚れないように最小限の接点で持とうとしたそれは、思いのほか固められておらず、指先に残った僅かな米粒から分離して、本体は重力に任せて自由落下を始める―― [おにぎりが地面に落ちた音] 3秒ルールなんてのはいかにも曖昧な概念だ。何を落とし…
インターネットは感情の増幅装置であり、そして人はネガティブな感情ほどバイアスをかけ共鳴してしまう。インターネットはどこへ行こうというのか。 高二病なのか大二病なのか高山病なのかはよくわからないが、花粉と共に運ばれてきた何かに罹患してしまって…
19時30分過ぎ。私は会社を出て、最寄り駅の改札口に向かって歩いていた。ここ最近はたいしてシゴトがない、ありていに言うとヒマだ、少なくとも今月末まではヒマージェンシーなのだ。なので帰宅時間も早い。さて今日は何をしようかと考えながらぼんやりと歩…
飲みたい、吸いたい、ねこなでたい、が人間の三大欲求であることはよく知られていると思う。私はこれらをこよなく嗜んでいるが、最近は比較的に「飲む」にウェイトが置かれている。 "アルコールは心を癒してくれる、リリンの生み出した文化の極みだよ。" 某…
iTunesを終了するとPCのディスクトレイが自動的に開いてしまう。数か月前、もしかしたら半年以上前から発生している症状で、割と困っている。検索してみたところによると、比較的多くの環境で発生しているようだ。対処方法が見つからず、仕方がないのでiTune…
いわゆるハウ・トゥ・ラーン本。
起承転結のない小説の短編集である。
A「ねこかわいい、の反対は何かわかるか?」
こんなツイートが流れてきた。とある漫画における製作話(フィクション入り)だ。
あなたがこのエントリーを読んでいる時、私はもうこのブログにいないだろう。 ちょうど本日でブログ開設から一ヶ月となる。 そして、潮時ってやつが来たのだ。 現時点で本ブログへのアクセスは数えるほどであるが、私は知っている。ブログというものはそこに…
対戦型ビデオゲームの潮流は、おおよそ 1v1 → NvN → 1vN ときている、らしい。 1v1 ストリートファイターシリーズや、僕が(主に観戦で)愛しているStarcraft2なんかがこれにあたる。1対1のガチンコバトル。 プレイで生じた結果は全てが自分の責任なわけで、…
ページの読み込みを遅くしているだけのような気がしてならない。 私は自分の住まいは Let It Be の精神に乗っ取っているが、ブログやデスクトップはできる限り小奇麗にしておきたいのだ。このような雑記ブログにそう訪問者が来るとも思えず、開設間もない今…