good luck have fun.

140文字に収まらないことや、140文字に収まることを書きます

1 v 1 v N v N

対戦型ビデオゲームの潮流は、おおよそ 1v1 → NvN → 1vN ときている、らしい。

 

1v1

 

ストリートファイターシリーズや、僕が(主に観戦で)愛しているStarcraft2なんかがこれにあたる。1対1のガチンコバトル。

 

プレイで生じた結果は全てが自分の責任なわけで、とても重い。そして優れたマッチングシステムにより、常に自分と同等の腕前のプレイヤーと戦うことになるので、どれだけ練習を重ねても勝率50%を大きく超えることはない、厳しい世界だ。

 

NvN

 

LoLやDota2がこれにあたる。基本的に5人対5人のチームマッチ。

 

「勝ったら自分のおかげ、負けたら味方のせい」と責任転嫁できることから、プレイ障壁はやや低くなる。その代わりに「味方ガチャ」という言葉も生まれたように、自身で制御できない味方プレイヤーへの怒りが無視できないストレス要素になるとかならないとか。

 

1vN

 

PUBGやフォートナイトがこれ。今の最先端で大流行。100人くらいでバトルロイヤルを行い、最後に残った1人の勝ち。

 

勝率1%なので基本的に負けて当たり前。勝つことの方が珍しい。僕はこのタイプを全くやったことがないけれど、「負けて当たり前」の概念がきっとエポックメイキング。すごい。

 

ここで、「勝ち負け」を「報酬の有無」と言い換えた上で、ツイッターとブログに当てはめてみる。

 

ツイッターは無反応なのがある種当たり前で、1vN 型ゲームに近い触り心地だ。とても気楽。

 

ブログも無反応なのが当たり前で、同じく 1vN 型ゲームだ。でも1ポストにかかる時間がツイッターよりも長くなる。これだけの時間を要したのだから、多少の見返りがあってもいいだろう、脳はそのように解釈するようだ。あたかも 1v1 型ゲームのように捉えてしまう、これはおかしい。

 

現代においてやや不都合な部分が出てきている原始的な本能ってやつを、理性と論理で抑え込む必要があるのは、株式投資とも共通点があるように思う。ウォーレン・バフェットはきっとすぐれたブロガーになるに違いない。